絆

政吾郎：
お？
なんだその格好？
ハロウィンはとっくに終わっちまったぜ。

優一：
ぶーぶー。
開口一番そーくるか～。
せっかく『いいもの』持ってきてあげたのに～。

政吾郎：
いいもの？

優一：
そ。いいもの～♪（えへらー）

優一：
はーい、マサっちにプレゼント～♪（どーん）

政吾郎：
うっは、
これまた少女趣味な包装だな……。
お前の趣味か？

優一：
そんなのどーでもいいから～。
開けてみて、開けてみてっ。

政吾郎：
へえへえ（ガサガサ）
……お、これはっ！

優一：
じゃじゃじゃじゃーん♪（くるくると大仰な振りをつけながら）
こたえはえーしょーへーきでした～♪（ちゃららら～ん♪）

政吾郎：
漢字でしゃべれ。
ゆーいっちゃん、初期のころより頭悪くなってねーか？

優一：
メタ発言禁止～っ！！

政吾郎：
スマンスマン。
っと、これ貰ってもいいんか？

優一：
うん！
マサっち今度依頼行くでしょ～、しかもバトルな。
こーゆーときにはパワーアップが基本ってね～。
ちなみに、俺だけじゃなくて、みんなからのプレゼントなのだ～。（えっへん）

政吾郎：
みんな？

優一：
ユズちゃんが斧持ってきて～、三月ちゃんが改造素材を用意して～、
それを俺が強化したんだ～♪
すごいでしょ～。

政吾郎：
すっげー！！　サンキューな！
……ん？　強化は装備できないとできねえんじゃ？

優一：
ふふーん。
そーびできればできるのだ～。
てゆーか、まだ気づかないの～。（ほらほらと自分の服装を示して）

政吾郎：
……うおっ！？
まさか、ジョブチェンジしたのか？

優一：
ちょっとの間だけだけど、カント君、実家で待っててもらってるの～。
だから、みんなの中にはカント君も入ってるんだよ。
大事に使ってね～。

政吾郎：
ああ。もちろんだぜ。
皆の気持ちがこもってるんだ、
ゴーストごとき、一撃でぶった切ってやんぜ！

優一：
ちょ、それは大げさだよ～。




おまけ：ファイアフォックス（というより政吾郎のコスプレした）優一