現代文化個人指導

世の中も随分様変わりしたものです。
これはこれで良い事もあるのですが。

刃月：
ねえ、みつき？
あれは何です？（テレビを指さし）

三月：
三月です。漢字で呼んで下さい。
あれですか？　あれはテレビといいます。
遠くの映像を画面に映す機械ですよ。

刃月：
あらあら……御免なさい、三月。
まあ、便利な物があるのですね。
これで話はできるのです？
（画面に映るニュースキャスターを見つめ、目が合えば会釈し）

三月：
（微笑ましいなとくすりと笑い）
残念ながら一方通行ですよ。
話でしたら、こちらの電話でするんですよ。
（可愛らしい花のストラップが付いた携帯電話を取り出し）

刃月：
それがあれば、三月ともお話ができるのですね。

三月：
ええ。番号さえ知っていれば誰とでも会話できますよ。

刃月：
ふふ……それは素敵ですね。
ねえ、それはどこに行けば手に入るんです？

三月：
普通に携帯のお店で買えますよ。
できれば私のと契約会社を揃えた方が色々とお得ですけど。

刃月：
そうなのですか。
三月は物知りですね。（にこにこ）

三月：
私もそんなに詳しいわけではないのですけどね。
銀誓館に入るまでは、修行ばかりでしたから。

刃月：
それでも私から見れば十分ですよ。
此れからも色々教えて下さいね。

三月：
私でよければ、構いませんよ。

譲：
（イライラ）

刃月：
三月、優しいのですね。
よかった……貴方の様な方に会えて……。
（そっと三月の手を取り）

三月：
いえ、あの……能力者として当然のことですし……。
……はうぅ。

譲：
（イライライライラ）

刃月：
それでもです。
目覚めて、世も人も全て変わってしまった中、
貴方がいて下さる事が、どれほど心強いことか……（すりすり）

三月：
はうぅ……。

譲：
（イライライラ……プツーン）
ええい！　さっきから黙って見ておればっ！
何故貴様は三月に手取り足取りなのだ！
離れろ！　三月に触るな！

刃月：
私はただ……三月に現代の事を教えて貰っているだけですよ。
勘違いなさらないで頂けませんか。

譲：
現代知識なら、銀誓館の特別講習にでも行けばいいではないか。
わざわざ三月に頼まずともよかろう！
後、貴様の手つきがいやらしいのだ。

刃月：
まあ、邪推は見苦しいですよ。
それに、女同士でいやらしいも何もないでしょう？

譲：
いいや！　あれはセクハラだぞ。
セクハラは禁止だ！

三月：
はいはい、お二人とも喧嘩はいけませんよ。
刃月さん、携帯は後で3人で買いに行きましょうね。
譲さんも行くでしょう？

刃月：
私は、三月と二人きりの方が……。

譲：
ふん、携帯など持たずともよいだろう。

三月：
３人で行きましょうね。（きっぱり）

譲＆刃月：
……はい。

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コミマスと土蜘蛛と月帝姫

理事長さんを無事救出し、ルナエンプレスさんが新しく仲間になりました。
それは良いのですが……。

刃月：
（喜びオーラが見えればこういうものだろうという感じで、三月の背後にぴったりくっついている）

譲：
（イライラ顔でその後ろ１ｍ付近をうろうろ）

三月：
…………。

刃月：
ふふ……可愛い。私の妹……。
（すすっと三月の髪をなで）

三月：
妹じゃないです。

譲：
お、オイ！　貴様、三月から離れろ！

刃月：
あら、それは心外です。十分過ぎる程離れていますよ。
私は……もっと触れていたいのですけど。（くすくす）

譲：
半径３０ｃｍは十分とは言わぬ！
離れろ！　三月の１０ｍ以内に入るな！
というか、何故うちにいるのだ！　出てけ！（ガー）

刃月：
ああ、服が邪魔ですね。（どこ吹く風という顔で）
今までを思えば、１ｍｍでも離れすぎですもの。
……脱ぎましょうか。

三月：
ええと、脱ぐのは辞めてください。

刃月：
あら残念。
まあ、触れられないもどかしさもこれはこれで……。

譲：
三月もだ！　そのような破廉恥な輩の側に寄るでない！
いいから離れるのだ！　お前は私の巫女だろう！（じたばた）

三月：
巫女じゃないです。

刃月：
ねえ、私の視月。今日からは姉妹水入らずで過ごしましょうね。

三月：
三月です。

刃月：
ああ、今はそうでしたね。
御免なさいね。つい昔のことが思い出されて……。（すりすり）

譲：
……ッ！　この……ッ！！（ガタン）　

刃月：
ふふ……うふふ……。

三月：
はうぅ……。


優一：
ねえねえ、あれどうしよ？（こそこそ）

政吾郎：
しゃーねーな。
オイ、二人共いい加減にしろよ！
三月ちゃん、困ってンじゃねえか。

譲：
煩い！　これは私の問題だ！（ウダー）

刃月：
おや、他人が口を挟むとは……無粋ですよ。（ジロリ）

政吾郎：
うおッ！（ビクッ）

優一：
あーあー。こりゃ、どーしよーもない感じ～？

三月：
もうっ！　いい加減にして下さい！
お二人とも、ちょっとそこに座って下さい！

譲：
（言われて、大人しくぺたんとあぐらをかき）

刃月：
（嬉しそうにちょこんと正座）

三月：
（お説教モードで自分も正座）
いいですか、お二人とも。
喧嘩をするなら、離れてもらいますよ。
一緒に住みたいのなら、まずは仲良くして下さい。

まず刃月さん、私は三月です。
昔……というか先祖がそうだったのかもしれませんが、私は妹ではありません。
まずはそこから覚えて下さいね。

刃月：
（あらあらと小首を傾げている）

三月：
譲さんもです。（きっぱり）
私は巫女ではありません。
そろそろ覚えてくださいね。

譲：
（ガーンと擬音が見えそうな顔）

三月：
それと、お二人ともセクハラは禁止です。
破った場合には相応のペナルティを覚悟して頂きます。
いいですか、絶交です！

お分かりいただけましたか？
分かったのなら、これで話は終わりです。
仲良くできないのなら、私が出ていきますからね。

譲＆刃月：
（こくこく頷く）

三月：
よろしい。
ではお夕飯にいたしましょうね。

譲：
む？　私も手伝うぞ。（いそいそ）

刃月：
居候の身ですから、私もお手伝い致しますよ。

三月：
まあ、お二人ともありがとうございます。
でも喧嘩は駄目ですよ。

三月：
（なんとなくビリビリした空気が流れる二人を見やり）
……はうぅ……先が思いやられます。（ぽつり）

政吾郎＆優一
お疲れさん（さま～）

三月：
ちょっとどちらか代わって下さい。

政吾郎＆優一
ムリだぜ（だよ～）

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天地の胡蝶

蝶は天に羽ばたき、 地で羽を休める。
羽ばたけど天頂へは至れず、地に落ちれば朽ちるだけ。

「それでは、貴方は私の願いを聞き届けてくださるのですね」
女は黒い瞳を伏し目がちにし、囁くように言った。
「ああ、二言は無い」
それに答えるのは武者姿の若者。
こちらも静かに、しかし力強く頷く。
「元より彼奴らとは相いれぬ間柄。彼を討つことに何の躊躇いがあろう」
若者は傍らに置いてあった剣を取り、立ち上がる。
剣の柄に巻いてあった飾り紐がふわりと揺れる。
あまりにも持ち慣れた得物の感触。
剣は持ち主の敵を斬る為のもの。
それが今夜振るわれる。
そうして失われるのは果たして何か。
彼と呼ばれた者の生命か、それとも――。
「全てが終わった後は、私と共に生きてくれ」
それだけ言い残し、若者は戸口をくぐる。
その姿は夜の闇に溶けこむように紛れ、やがて見えなくなった。

「ええ、全てが終われば……」
若者の気配が完全に消えたことを確認し、女は呟く。
蔀戸の隙間から見上げる空には白い満月。
煌々とした冷たい光が差し込み、女は眩しそうに目を細める。
その光を掬うように手をかざすが、それは叶わず手の間をすり抜けていく。
「もうすぐ……もうすぐ手が届く……」
狂おしいほどの渇望――いや望郷の念か。
それを隠そうとはせず、笑う。
自らの望みが叶うことの喜びを、その為に利用した若者の愚かさを。
ただくすくすと嗤い続ける。
若者が自分に好意を抱いている事は知っていた。
理解しているから、それを利用するのだ。
自らの目的の為に。
あの光り輝く月へ帰るためなら、ただ地を這うだけ者達がどうなろうと構いやしない。
私はその為にこれまで生きてきたのだから。

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名前の話

シルバーレインというPBWの世界ではさほど気にされない、名前の漢字の話。
一応考えてキャラメイクしております。

殆どの人が知っているとおり、名付けに使える漢字と使えない漢字があります。
使えるのは常用漢字と人名漢字のみで、これ以外は役所が受け付けてくれません。
とりあえずうちのキャラはこの漢字のみでつくられています。
来訪者である譲はこれに拘る必要はないのですが、変換で一発で出ない名前は中の人が面倒なので、楽ちんを優先しております。
まあ銀誓館では真っ当な生まれじゃなかったり、出生届が明らかに出てなかったり、偽名だったりと、本当に色々おりますので、これに拘る必要は全くありません。

常用漢字と人名漢字はかなりの範囲をカバーしています。
深く考えなくても、殆どの場合はOKだということです。

一例として、変わったお名前で有名なナイトメアビーストの皆様はどうなるかを調べてみたところ、
なんと全員があっさりクリアされました。

ナイトメアビーストの皆様はすごい名前だと思っていましたが、案外普通だったのですね。びっくりです。
菓子子さん、愁一君、菱子さんあたりはなんとか許容範囲だと思いましたが、頭蓋君もOKとは……。
常用漢字すごいなあ。ほぼ全てをカバーしてますね。

さて、今回調べるためにwikiを参照し、ナイトメアビースト達のお名前をずーっと見ていたところ、
意外と名前は普通な気がしてきました。
菓子子さんのお名前は普通に可愛いと思います。
愁一君も漢字の意味は置いておくとすると、音は結構普通です。
蒼炎さんは銀誓館だと普通の範囲内だと思います。
頭蓋君がちょっとギリギリなのと、さすがに戦闘力おとうさんはフォローできませんが、あとはそれなりに。
慣れとは恐ろしいものです。

結論：とりあえずやってみる。あとは世界結界が何とかしてくれる。

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言い訳無用！

優一：
カント君、ただいま～♪
学園祭たのしかったよ～♪

ミ＠｀・ω・´＠ミ
もきゅきゅきゅ～♪（ぴょーんと優一に飛びつく）

優一：
えへへ、カントくーん♪
今日ももっふもふだね～♪

ミ＠｀・ω・´＠ミ
……もきゅ？（優一の服に付いている白い毛に気づき）

優一：
いやあ、久々に春ちゃんに会って楽しかった～♪
いっぱいお話ししちゃった～♪

ミ＠｀・ω・´＠ミ
……もきゅぅ？　もきゅきゅうぅ？（自分のと比べてみる――明らかに別の生き物の毛だ！）

優一：
それでね～、ほかにもいっぱいお店が出ててさ～。（えへら～）
はい♪　カント君にはお土産の焼きそば～♪

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ
……もぎゅ……きゅうぅぅぅ……。（なんか黒いオーラ出してる）

優一：
あれ？　どーしたの、カント君？
焼きそば嫌い？（全く気付かずにへらへら）

……え？　『死が二人を分かつまで』かけろって？
なんでなんで～？　ま、いいけど～♪
カント君、大好きだよ～♪（アビリティ使用）

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
もっきゅっ！　きゅいっ！

優一：
え、それでそこに座るの～？
わかった～♪（ぺたっとベッドの上に正座）

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
（優一の向かい側にちょこんと座り）
もーぎゅ、もきゅい！（何かの動物らしい白い毛を優一に突きつける）

優一：
え？　それ？
春ちゃんとこの猫カフェで付いたのかな～？
春ちゃんがさ～、猫カフェやっててね～♪
そこで白猫ちゃんいーっぱいなでなでして来たんだ～♪
ごろごろころころしてさ～、かわいかったな～♪

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
もぎゅぅ！　もきゅもきゅきゅい！　きゅいきゅぴーっ！

優一：
あれ？　カント君、もしかして……怒ってる、の……？

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
もきゅい！　きゅぴきゅいきゅい！　もーぎゅうぅぅ……っ！

優一：
え？　ちょ、ちょっとまってカント君!?
確かに白猫ちゃんはもふもふしたけど……だからってそれ浮気とかじゃないし！
だって猫ちゃんはカント君じゃなっ!?

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
（優一の膝の上にぴょんと飛び乗ると、モラスパーク奥義！）

△[Critical]高崎優一（真モーラットの花嫁）は854のダメージ！
高崎優一（真モーラットの花嫁）は力尽きた。

#　ミ＠｀・ω・´＠ミ　：（エターナル
もきゅぅ……。（泣）

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