源平合戦

政吾郎：
蘇った平家かよ。
なんつーか、漫画にでも出てきそうな展開になってきたぜ。

優一：
そだね～。
なんか向こうは俺達が源氏だって思ってるみたいだしね。
鎌倉ってだけなのに～。

三月：
まったく……。
本拠地が同じってだけでそのように思われるのは心外ですね。

譲：
……む？　そうなのか？
ゴーストの考えることだ。そう気にする必要もないぞ。

三月：
ええと……譲さん？
本当にそれだけ、ですか？

譲：
……？
いや、別に源氏とか平氏などはどうでもよかろう。
昔の武士と間違われたからと言って特に実害はあるまい？

三月：
いえまあ、それはそうですが……。
平氏はともかく、源氏と間違われるのは土蜘蛛としてどうなのかなって……（ごにょごにょ）

優一：
あ～、なるほど。そゆことか～。（ポンと手を打ち）
らいこーさんね～。
いいじゃん、別に。ゆずちゃんはゆずちゃんでしょ～♪

三月：
まあ、一応創作というわけですし、本当のところは不明ですけどね……。
譲さんがいいなら、それでいい……のかなあ。

政吾郎：
なあ、オレにはちっとも話がわかんねーんだが。

譲：
珍しく気が合うな。私もだ。（さっぱり意味がわからないという体で首をかしげている）

三月：
（きょとんと首をかしげている譲を見やると、ため息）
はあ、私の考えすぎでしたか。
でも譲さんも普段は土蜘蛛土蜘蛛言っていますのに、そういうのはどうでもいいんですね。

優一：
昔よりも今、だよ～♪
それに、ゆずちゃんと直接関わってるわけじゃないしさ～。
そんな確執はない方がきっと幸せだよ。ね♪